事前準備
お電話やメール・フォーム等で価格見積もりをされる場合、以下の情報があるとスムーズに見積もりができます。
ご参照下さい
畳のサイズ | 江戸間サイズ/本間サイズの判断 江戸間:880×1760mm以下 本 間:880×1760mm以上 |
ご希望の畳替え | 新 畳:畳をまるごと入れ替えます。 表替え:畳表面の畳表と縁を交換します。 裏返し:畳表は裏に返し縁のみ交換します。 よく分からない場合は弊社より状態をお伺いします。 また、畳診断をご参照頂くとどの畳替えになるか簡単に判ります。 ・畳表の擦り傷やシミを確認しておいて下さい。 ・畳の隙間や凹みや踏んだ感触を確認しておいて下さい。 |
希望の畳タイプ | ・縁の付いた普通の畳 ・縁の無い半畳畳 ・その他の畳 |
希望の素材 | ・中国産畳表 安価 ・熊本産畳表 人気 ・和紙表(大建工業製) |
以上の4項目を確認しお知らせ下さい。
発注から納入まで
発注から納入までの流れがカンタンに判ります。
1.連絡
1.電話・メールをします。
2.坂出本店・綾上支店/羽床工場
(ショールーム)に訪問します。
電話・メールの場合、打ち合わせ日時を決めます。
ショールームに訪問頂いた場合は、仕様決定・見積り
採寸日(新畳時)・施工日を当日決めれます。
2.打合せ・畳の採寸
表替え・裏返しの場合 |
[ 電話・メール ] 打ち合わせ日時にお客様宅で既設の畳を確認します。 (畳の隙間・へこみ等をチェックします) 複数の畳表・畳縁のサンプルを見ながら仕様を決め、 見積りします。 見積りで価格が決定しましたら施工日時を決めます。 [ ショールーム ] ショールームに訪問頂時に仕様・価格・施工日が 決定している場合はこの項目はスキップします。 (畳の隙間・へこみ等は施工日に確認します) |
新畳の場合 |
[ 電話・メール ] お客様宅で既設の畳を確認します。 畳床・畳表・畳縁のサンプルを見ながら仕様を決め、 見積りします。 見積りで価格が決定しましたら採寸させて頂きます。 敷き込み日時を決めます。 [ ショールーム ] ショールームに訪問頂いて仕様・価格が決定している 場合は採寸のみ行います。 |
3. 畳の引取り
表替え・裏返しの場合 |
打ち合わせ時に決めた日時に訪問します。 再度、畳の隙間や凹みをチェックして 修正箇所に印をします。 タンスや家具等を移動させながら畳をあげていきます。 |
新畳の場合 |
不要になった畳の引取りは、新畳敷込み時に 行ないます。 |
4. 作業
表替え・裏返しの場合 |
預かりました畳を工場に持ち帰り、畳替え作業をします。 職人が畳の隙間や凹みを調整しながら、畳表と縁をコンピュータロボット機械にて交換していきます。 |
新畳の場合 |
採寸したデータをコンピュータロボット機械に 入力し仕様通りの材料を使い製作します。 |
5. 畳の納入
表替え・裏返しの場合 |
引取り日の夕方には、敷きこみできます。 畳を敷いた後、家具を元の位置に戻し、 畳の高さの微調整を行ないます。 お手入れ方法等を紹介します。 |
新畳の場合 |
まず、不要になった既設の畳を引き上げます。 座板を清掃後、畳を敷き込みます。 表替え時と同様に、家具を元の位置に戻し、 畳の高さの微調整を行ないます。 お手入れ方法等を紹介します。 |
畳の納入後
気になる点や疑問点があればご連絡下さい。
現場にて確認し、ご説明や対処をいたします。
また、不具合が発生した場合はお直し致します。
畳診断
今現在使用されている畳の状態を確認し、どの畳替えになるか推定します。
1.畳替えの方法と詳細
畳替えには、以下の3種類の方法があります。
内容をご確認ください。
- 新畳 ・・・ 畳床・畳表・畳縁全てを新しくします。
- 表替え ・・・ 文字通り畳表を張替えます 畳表・縁が新品となります。
- 裏返し ・・・ 現在使用している畳の表を裏返し、縁のみ新品となります。
項目 | 新畳 | 表替え | 裏返し |
---|---|---|---|
仕様年数 | 15年以上 | 5~15年 | ~5年 |
畳表面の傷み | 著しく表面の皮が剥けている 深いキズがある | 著しく表面の皮が剥けている 深いキズがある | あまりキズがない |
畳表面の変色 | 黒っぽく変色している部分がある | 黒っぽく変色している部分がある | 変色している部分なし |
畳表面の端 | い草とい草の間に隙間ができ、 縦糸が見えている> | い草とい草の間に隙間ができ、 縦糸が見えている | い草とい草の間に隙間がないこと また、傷んでないこと |
変形 | 部分部分で凹んだり膨らんだりしている | 若干部分部分で凹んだり 膨らんだりしている | 凹み・変形がない |
畳の踏み具合 | かなり柔らかく、ブヨブヨしている | 多少柔らかい程度 | 多少柔らかい程度 |
畳の隙間 | 大きな隙間(1cm以上)ができている | 1cm未満の隙間はある | 1cm未満の隙間はある 隙間埋め加工は× |
湿度の状況 | 非常に高く、いつもじめじめしている 田んぼや山の麓など家の周囲に 常に水がある場所、北側の部屋等 | 湿度は低い 南向きの部屋、2F等 | 湿度は低い 南向きの部屋、2F等 |
畳の厚さ | 薄くなっている | 特に変化なし | 特に変化なし |
畳の異常 | 腐り・シロアリ・害虫被害に あっている | 腐り・シロアリ・害虫被害等がない | 腐り・シロアリ・害虫被害等がない |
畳替え方法のポイント
裏返しと表替え
畳表の傷み・汚れ具合で決まります。
「よく傷んでいるなー」と思えば表替えの方が
良いでしょう。
また、表面でみてもわからない「シミ」が
ある場合もありこの場合は、裏返しできません。
新畳と表替え
畳床の強度で決まります。
畳床の強度は、ほぼ湿度で決まります。
湿度の高い部屋ほど早く寿命になります。
ボコボコしていたり、いつも湿っているような
場合は、新畳になることが多いです。
また、腐り・害虫被害の場合も新畳にします。
(害虫被害は、別の対策方法もあります)