このページでは、今現在使用されている畳の状態を確認し、どの畳替えになるか推定します。
あくまでも推定です 実際は、弊社にて確認します。
1. 畳替えの方法と詳細
畳替えには、以下の3種類の方法があります。
内容をご確認ください。
- 新畳 ・・・ 畳床・畳表・畳縁全てを新しくします。
- 表替え ・・・ 文字通り畳表を張替えます 畳表・縁が新品となります。
- 裏返し ・・・ 現在使用している畳の表を裏返し、縁のみ新品となります。
2. 畳替えの判断
畳診断を開始します
項目 | 新畳 | 表替え | 裏返し | |
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使用年数 | 15年以上 | 5~15年 | ~5年 | |
畳の表面 | 傷み | 著しく表面の皮が剥けている 深いキズがある |
著しく表面の皮が剥けている 深いキズがある |
あまりキズがない |
変色 | 黒っぽく変色している部分がある | 黒っぽく変色している部分がある | 変色している部分なし | |
畳の框部分 | い草とい草の間に隙間ができ、縦糸が見えている> | い草とい草の間に隙間ができ、縦糸が見えている | い草とい草の間に隙間がないことまた、傷んでないこと | |
変形 | 部分部分で凹んだり膨らんだりしている | 若干部分部分で凹んだり膨らんだりしている | 凹み・変形がない | |
畳の踏み具合 | かなり柔らかく、ブヨブヨしている | 多少柔らかい程度 | 多少柔らかい程度 | |
畳の隙間 | 大きな隙間(1cm以上)ができている | 1cm未満の隙間はある | 1cm未満の隙間はある 隙間埋め加工は× |
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湿度の状況 | 非常に高く、いつもじめじめしている 田んぼや山の麓など家の周囲に常に水がある場所、北側の部屋等 |
湿度は低い 南向きの部屋、2F等 |
湿度は低い 南向きの部屋、2F等 |
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畳の厚さ | 薄くなっている | 特に変化なし | 特に変化なし | |
畳の異常 | 腐り・シロアリ・害虫被害にあっている | 腐り・シロアリ・害虫被害等がない | 腐り・シロアリ・害虫被害等がない |
畳替え方法のポイント
- 裏返しと表替え
- 畳表の傷み・汚れ具合で決まります。
「よく傷んでいるなー」と思えば表替えの方が良いでしょう。
また、表面でみてもわからない「シミ」がある場合もありこの場合は、裏返しできません。 - 表替えと新畳
- 畳床の強度で決まります。
畳床の強度は、ほぼ湿度で決まります。
湿度の高い部屋ほど早く寿命になります。
ボコボコしていたり、いつも湿っているような場合は、新畳になることが多いです。
また、腐り・害虫被害の場合も新畳にします。(害虫被害は、別の対策方法もあります)
- 畳表の傷・変色はどうか?
- 畳床は、異常に柔らかくないか?
- 湿度は?
- 腐り・害虫被害はないか?
- 畳の角部分にい草の割れはないか?